はじめに
ライブハウス、しかもオールスタンディングのライブを見に行く場合は、できるかぎり身軽な状態でいるほうが心身ともに快適に過ごせます。
ここでは、2023年に合計27本のライブに行った私が、ライブハウスに毎回持っていくようにしているアイテムをご紹介します。ライブハウスに初めて行く方や、身軽になりたい方に届きますように。
さっそく、いってみよー!
現金|小銭と1000円札
最近では電子決済やQRコード決済で、グッズを購入できたり、ドリンク代を支払えるライブハウスが増えましたね。そうは言っても、主流なのは現金支払い、というのが肌感覚としてあります。というわけで、小銭(できるだけ100円玉を多め)は、ライブハウスに行く際には必ずあった方がいいです。
ライブハウスだと、ドリンク代のほかにも、コインロッカーやクローク代などが必要になることもあります。キャパシティが小さめの箱だと、コインロッカーやクロークに預けることもほぼ必須になるので、小さいお金がね、とても役に立つんです…。
クロークの場合はドリンク代と同じようにスタッフの方に支払うので、小銭縛りの支払いにはなりません。が、コインロッカーで使える硬貨は、多くの場合100円玉です。
なかには両替機が設置されているところもありますが、大抵は見かけないので、1回のライブにつき、ドリンク代とは別に、100円玉を5枚くらい持っていると安心です。
ドリンク代は入場時に支払います。料金は、一般的に600円から700円程度に設定されていることが多いです。キャッシュレス決済ができれば心配することはほぼないですが、現金支払いのみの場合では、できるだけお釣りが出ないように支払うか、1000円札で支払うことをおすすめします。
私はこれまで5000円札や1万円札でドリンク代を支払ったことはないですが、お釣りをもらうときに確実に混乱する…と思うので、高額紙幣の使用はできるだけ避けたほうがよさそうです。
感覚としては、コンビニで100円の飴を買うのに万札出して少し気まずくなる感じと言えばよいでしょうか…。※個人の感想です。
小銭や畳んだお札を入れるポーチ
小銭が必須となると、それらを入れるものも必要になってきます。とはいえ大きなお財布はかさばる…。というわけで、ライブハウスに持っていくお金類は必要最低限にとどめ、小さめのポーチなどに入れるとさらに身軽になれるのでおすすめです。
私がライブハウスに行くときは、500~1000円分の小銭(100円玉・500円玉)、5枚程度の1000円札、クレジットカードを入れたポーチを持ち歩くようにしています。ちなみに、50円以下の硬貨は、ポーチの中身がごちゃごちゃするだけなので原則留守番です。
私が愛用しているのはFREITAGのBLAIRというポーチで、サイズはタテヨコ約85×125mmです。上記で紹介した量の小銭も、紙幣も、クレジットカードも難なく入ります。ちなみにこのポーチは、ライブ中はボディバッグに入れておくか、前側の深めのポケットに入れています。
お尻のポケットにはできるだけ物は入れないようにしています…。落下はもちろん、(あまりないことだと思いたいですが)盗難も怖いので…。
ライブ用耳栓
ライブって爆音が最高に快感ですが、同時に痛感するのは耳の大切さなんですよね。
ライブのあとにシャンシャンするのはデフォルトだとしても、そこからなんか耳痛いってなると途端に怖いからね…。そもそもシャンシャンするのもよろしくないはずだろうからね…。
というわけで、Amazonで買ってみたライブ用の耳栓。サクラチェッカーで調べたり、悪徳業者撲滅URLをつけたりして検索したので、掲載されているレビューを含め安心できる製品だと思います。
同梱されているイヤーピースのサイズは2つで、キーホルダー付きの小型ケースに収納して持ち運べます。サイズ感はざっくりしていますが、ちゃんと自分に合うサイズを使うことができています。
何よりもかさばらないので(超重要)、ライブにお誂え向きがすぎる…最高…。
と、今では大絶賛していますが、正直に言うとはじめは、「これだけで、シャンシャンが、なくなる…?」と半信半疑でした。
とはいえ、使ってみないことには効果は分かりません。イヤホンと同じ要領で装着し、大爆音のなか、THE BACK HORNのライブを見てきました。
ライブ後に耳栓を外してみると、本当に耳がシャンシャンしないのです…。そういう目的で購入したものではありますが、目に見えた(耳で感じた?)効果には本当に驚きました。
演奏中の音はまったく問題なく響くし、MCも特に問題なく聞こえるし、マイクから少し離れて喋った声も小さくはなるけどまあ聞こえます。
それだけにとどまらず、観客の叫び声すらカットしてくれることも分かりました。密集していると叫んだ声が耳元で響くのは致し方ないし、そこはご愛敬ですが、耳元で叫び声を聞くって、結構なダメージを受けるはずです。これが緩和されたのはうれしい誤算でした。
座席でおとなしく聴くライブだけではなく、人がもみくちゃになるようなライブでも複数回使いましたが、私自身がもみくちゃになっても、耳栓が耳から外れたり、ズレることは一度としてありませんでした。優秀すぎる。
ケースの蓋を開けるときにキャリキャリ音がするのはいささか気になりますが、無音地帯で蓋を開けるわけではないので、そこまで気にすることではなさそうです。
ケースの蓋に輪っかがついているので、キーホルダーのように持ち歩くこともできますが、レビューを見ると、蓋が外れて蓋以下(すなわち本体が入っている部分)を紛失した、という事例を見かけるので、ポーチやカバンのなかに入れて持ち歩くのがよさそうです。
ちなみに私はボディバッグや小銭入れのなかに忍ばせています。
これからもライブを堪能したいし、何回でも行けるかぎり足を運びたいからね、耳は本当に大切。
というわけで、本当にあると安心です。ライブ用耳栓。
小さいペットボトルのお茶
ライブのときに毎度お世話になっています。ライブにはできるかぎり身軽に参加したい民からすると飲料水って必須アイテムだけど、重さが仇にもなるわけで。なんとか折り合いをつけられるようになった存在が、スリムなボトルの小さいお茶。モッシュピットだとこの量はたぶん足りないですが(実際結構足りなかった)、持たないよりは絶対マシな量です。
ボディバッグはもちろん、少し大きいポケットにも入るので、荷物の量によっては手ぶらでもライブハウスに君臨できる代物。コンパクトな茶ァを探している方におすすめです。そろそろストックがなくなるのでまた買います。
ボディバッグ
正直に言うと、27本中、20本くらいはボディバッグなしでライブに参加しているのですが…使い出したらその便利さに目から鱗が落ちました。
とくにいいと思ったところを挙げてみます。
何よりも見た目の割に大容量。
そして身体に密着しているから取り出したいものをすぐに出せるのでとても便利。
飛び跳ねても身体から大きく離れないので周りに迷惑をかけにくい。
内と外にあるポケットも痒い所に手が届く感じでなかなかにいい仕事をしてくれる。
黒字に赤が指し色で入るデザインがとてもかわいい。
私が使っているのはMILKFEDのボディバッグです。サイズは横46×縦14.5×幅5.5cmなので一般的なボディバッグより若干大きめかもしれませんが、ペットボトルを入れたいと思うと、幅は5cm程度あると安心に思います。
表地はポリエステル100%で、裏地はナイロン100%なのでとても軽いです。容量に関して言うと、ケースに入れた(ケースに入れなくても)ライトダウンをすっぽり収納してくれたので、このボディバッグは冬のライブハウスで大活躍でした。
ライトダウンを入れてしまうとさすがにキツいですが、入れなければ、500mlのペットボトル2本も頑張れば入ります。1本は言わずもがな余裕。
ただ、チャックを開けっ放しにしがちなんです…私が…。治安の悪いところだったら盗まれてもおかしくないよと自分を注意するも、開けたチャックを閉められない私…。これは私の問題…。
それはさておき、商品自体はすごくよいので、これと同じでなくても、ライブにはボディバッグがあるととても便利だということを実感しました。なかでも、MILKFEDのボディバッグ、とてもおすすめです。
まとめ
ライブ=快適さを重視しながらもいかに身軽な格好になれるか、を信条にしている私がライブハウスに持っていくアイテムを5つ紹介いたしました。しばらくはこのスタイルでライブハウスに通う予定です。ほかにも便利なアイテムが見つかった際には、改めて紹介できればと思います!
最高に楽しいライブをできるかぎり快適に過ごそうな~~~~!!!
最後までお読みいただきありがとうございました!この記事が何かにお役立てできればとてもうれしいです。
コメント