はじめに
ライブ遠征、旅行、出張などにより、大体月2,3回くらいのペースでどこかしらに移動しています。どこへ行くにもできるだけ身軽でいたい、という気持ちが強いので、その余波は使う頻度が高いアイテムたちにも及びます。
とりわけ移動する際に意識に上がってくるのは電池問題、それから、ガジェット類がかさばりやすいこと…。
というわけで、機能性に優れた小型のガジェットを追い求めた記録を兼ねて、ここでは、移動や旅行時にオススメできるアイテムを5つ紹介したいと思います。
4ポート充電器|CIO NovaPort QUAD 65W
小さくて高火力なヤツが欲しい…強欲な私が見つけたさいきょうのあいてむ。それがCIOの充電器です。
はじめに購入したのは「NovaPort QUAD 65W」です。
名前にQUADとあるとおり、合計で4つのポートが搭載されています。USB Type-Cが3つ、USB Type-Aが1つという内訳です。それぞれ最大出力が65Wのポートが4つもあるのに、タテヨコ約55×48mmで約100gというコンパクトさに脱帽。
QUADがあれば一度に色々と充電することができ、何かと事足りるので本当に便利です。
本体カラーはブラックとホワイトがそれぞれあります。キズが目立たなそうという理由で、私はブラックを使用しています。落ち着いたデザインで気に入っています。
本体表面にはシボ加工が施されているため、質感はザラザラとした手触りで指紋が目立つことはありません。当方、365日手汗に悩む民なので、こういう質感なのはとてもありがたい。
充電器によっては、一度につなぐとなかなか充電されない事象が発生することもままありますが、NovaPortには、「Nova Intelligence」という電力を自動で振り分ける機能が搭載されているので、デバイスに応じてそれぞれしっかり充電してくれます。
公式サイトによると、この機能によって、デバイスに適した電力を各ポートに自動で振り分けることが可能になっているようです1。頭良すぎるし、便利すぎる…。
もともとは、移動する際にはこちらの商品をメインに使用していました。ですが移動先でUSB Type-Aポートを使用する頻度が激減したことと、そもそもこんなに豊富なポートがある充電器、自宅で使いたいよね…となり、移動用に改めて別の充電器を購入することにしました。
2ポート充電器|CIO NovaPort DUO 65W
個人的に移動用充電器の完全版になったのが、最大出力65WのUSB Type-Cポートが2つ搭載された「NovaPort DUO 65W」です。QUAD同様に、DUOもブラックを購入しました。本体表面にシボ加工が施されているのはDUOも同様です。
DUOのサイズはタテヨコ約52×41mmで約95gなので、QUADと比べるとDUOの方が気持ち小さいです。大きさはQUADとさほど変わらないので、QUADを移動用の充電器として使っても大きく感じたことはありませんでした。
が、小さくできるものはできるかぎり小さくしたい、という内なる強欲さゆえに、今ではDUOを持ち運ぶようにしています。
実際にDUOを出先で使用したところ、片方のポートでSurface、もう一方でiPhone SE2を問題なく充電することができました。
QUAD同様に、もちろんDUOにも「Nova Intelligence」は搭載されているので、いい塩梅に振り分けながら充電してくれているようです2。
QUADと比べると半分のポート数なので、手持ちの機器を充電するのに時間がかかることを懸念していましたが、それは杞憂に終わりました。
3、4ポートを一度に使用するときと比較すると、最大出力65Wを2ポートで分けるときの方が一度に給電できる量が増えるためか、気付くと充電が完了しています。2ポートでもサクサク充電できるので、充電できなくて困る…という事態には今のところ陥っていません。2ポートのコンパクトさはとにもかくにも偉大。
ありがたいことにCIO製品はAmazonのセールで定期的に値下げされるので、そこを見計らって購入するのがオススメです。
DUOに関して注意点を挙げるとすれば、私が不注意すぎることが何よりの要因ですが、小さすぎてコンセントをつけたままにしてその場を去ってしまいかねないということです。実際に私は空港でやらかして(記憶にもないぜ…)、DUOを紛失しました。とても悲しい。
というわけで、Amazonのセールに合わせて追加購入しました。今度は失くさないぞ…。
参考までに、QUADとDUOを比較した画像を紹介します。
▼各ポート
▼カードと各表面の大きさ
モバイルバッテリー|CIO SMARTCOBY Pro 30W 2C
大好きCIOシリーズその2は「SMARTCOBY Pro 30W 2C」というモバイルバッテリーです。
約77×56×26mmで約178gのサイズなので、このモバイルバッテリーもとても小さいです。公式サイトなどでは、クレジットカードとほぼ同じサイズだと紹介されています。
さすがに奥行きがあるので完全にクレジットカードと同じ大きさには見えないですが、モバイルバッテリーってちょっとした鈍器だったので、この商品を手にしてからモバイルバッテリーのイメージが刷新されました。ありがとうCIO。鈍器からの解放、すなわちそれは、CIOのモバイルバッテリー。
肝心のバッテリー容量ですが、これだけ小さいのに10,000mAhと大容量なので外出中も安心です。個人差があるとは思いますが、外出時を例に挙げると、私は50%程度を切り始めるとモバイルバッテリーで充電開始することが多いです。
外出中に空の状態から充電を始めることはほとんどないのであくまでも参考値ではありますが、iPhone SE2、Rakuten Hand 5G、AppleWatchをそれぞれ半分程度の残量から満タンまで充電をしても、このモバイルバッテリーの残量は50%以上ありました。
このモバイルバッテリーがあれば、出先にいても最終目的地に辿り着くまでの電池は十分に賄うことができそうです。
モバイルバッテリーって、出先など、基本的に自宅以外にいるときに用いるアイテムですが、だからこそ荷物にならないサイズ感であることは、個人的にはバッテリー容量と同じくらいに大切なポイントです。
「SMCPRO-30W2C」は手のひらサイズで10,000mAhの容量を秘めた筐体なので、まさに「あったらいいな」が具現化された存在に等しいわけです。
とはいえ私は強欲なので、大容量かつ小型・軽量なモバイルバッテリーを見つけ次第手を伸ばしてしまうことが容易に予測されます。なおもモバイルバッテリーが累々としていることをよそ目に、さらなるモバイルバッテリーとの出会いも楽しみです。
ちなみに、このモバイルバッテリーは紛失することなく初代が現役です。
▼モバイルバッテリーとカードの大きさ
▼モバイルバッテリーとDUO
充電コード|Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル
そもそもケーブルはガジェットに入るのでしょうか。コトバンク先生によればガジェットという単語には、「気のきいた小道具」3という意味があるので、ケーブルもガジェットのひとつと捉えて問題なさそうです。
出張などで致し方なくPCを持参するとき、個人的にネックになるのはACアダプターの存在です。地味に重いし、かさばる…。
もちろんケーブルだけではこの悩みは解決しませんが、CIO NovaPort(65W)のような充電器と組み合わせることで、随分と身軽になれます。CIOの充電器とAnkerのケーブルだけでSurfaceが充電できる…ってものすごくコンパクトで感動します。
▼充電に必要なのはこれだけッ… ※実物のほうがもっとビビットな黄色です
普段使いで充電するなら90cmの長さで十分ですが、出先でPCを使うことを考慮して、180cmのケーブルも購入しました。180cmだと十分な長さがあるので、電源から少し遠い時でも安心して使うことができます。
言わずもがなですが、長いケーブルなら何でもよいかというと、そういうわけではありません。Anker PowerLine IIIは安全性と耐久性を兼ねそろえた製品なので、安心してガシガシ使うことができます。もちろん不用意に引っ張るなどしてはいけませんが…。
Anker PowerLine IIIの表面はシリコン素材なので、サラサラしていて本当に絡みません。普段は束ねていますが、束ねたクセが強烈につくことはなく、ちゅるんと伸ばすことができます。
ケーブル類って結構くるっくるになりやすいので、そのクセがつかないで使えるのって、思っている以上に快適なことだと折に触れて実感します。
機能性にすぐれているだけではなく、様々な色があるところも個人的にはツボでした。なんかかわいいと思ったので、180cmのケーブルは黄色にしました。ちなみに90cmのケーブルも所持していますが、こちらはミントグリーンです。
▼DUOと各ケーブル(左:180cm、右:90cm)
Amazonのタイムセールで、Anker製品も定期的に値引きされることが多いので、タイミングを見計らって購入するのがおすすめです。
▼ 190×95 mmのSERENAに収納
iPhone SE2とApple Watch SEを使っているので、上記に加えてそれぞれの充電コードも持ち歩きますが、なんとかこのポーチに収めることができています。コンパクトなガジェットたち、最高すぎる…。
ワイヤレスイヤホン|final ZE2000
愛用中のワイヤレスイヤホンをレビューする記事でも熱烈な気持ちを伝えましたが、どこにでも忍ばせる小型さと、装着したときの洒脱さがたまらん。
▼片手に収まるサイズ感ッ
公式サイトによれば、ZE2000の充電は、イヤホン本体で最大7時間程度で、ケース込みだと最大35時間持つそうです。片手に収まるサイズなのに、個人的には十分な充電量だと感じています。
念のため頭に入れておきたいのは、ZE2000は急速充電には対応していないということです。公式サイトでは20Wを超える急速充電アダプターの使用は控えるように案内されています4。
そうは言っても、専用のアダプターを持ち歩くのは不本意なので(ましてや移動中に…)、できるだけこまめに充電するようにしています。
正直に言うと、私は移動中に音楽を聴かないことが多いので出先でZE2000の充電が空になったことはありません。とはいえ、とくにライブで移動するときは突発的に聴きたくなることが多いので、いつもお守りのようにZE2000を持ち歩いています。
ZE2000はイヤホン本体と充電ケースとを併せると40時間程度使用できます。そのため、ちょっとやそっとの移動であれば、充電に困ることはないと個人的には感じています。
まとめ
以上、地味に移動する頻度が高い民が毎回持参するガジェットを5つ紹介いたしました。身軽に移動したい方にとって、少しでも参考になればうれしいです。最後までお読みいただきありがとうございました!
- https://connectinternationalone.co.jp/cioproduct/adapter/novaport/novaport-quad-65w/[↩]
- https://connectinternationalone.co.jp/cioproduct/adapter/novaport/novaport-duo-65w/[↩]
- https://kotobank.jp/word/%E3%82%AC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88-2338[↩]
- https://final-inc.com/products/ze2000-jp#:~:text=%E5%85%85%E9%9B%BB%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BBfinal%20TYPE%20E,%E3%81%AB%E6%8E%A5%E7%B6%9A%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84%E3%80%82[↩]
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